SIREN: New Translation 【レビュー】
『SIREN』シリーズは「1」プレイ済、「2」未プレイ。
「1」と比べての感想になるところが多いです。
怖いだけでなく、途中で挫折した人も少なくないであろう難易度の高さで有名な『SIREN』の「1」。
(私も攻略見ずに完全クリアは無理でした・・・)
そのリメイクとしてPS3で登場の『SIREN: New Translation』。
リメイクといっても新訳なので、「1」そのままではないです。
登場人物が外国人へと変更、
ストーリーやキャラ設定も「1」と似ているけど同じではない。
微妙に生まれ変わったNEW『SIREN』です。
まずは『SIREN』の事についていくつか紹介。
物語の舞台は「羽生蛇村」。
現実から離された過去の日本と言えばいいかな。
この異世界へと巻き込まれてしまった人達の物語です。
『SIREN』の面白さの一つはこの過去の日本の作りこみのスゴさだと思うよ。
廃れてしまった日本家屋・病院などがホントよくできてる。
かつて人が住んでいたんだなと感じさせてくれる程のリアルさがあるので、
それが怖さ・気持ち悪さへと繋がっていると思います。
(ゲームをプレイする時はただクリアするだけでなく、
ステージを細かく見てみると意外な発見とかあって楽しめると思うよ。)
そんな不気味な世界にいるのが「屍人」(しびと)。
ゾンビみたいなものです。
この「屍人」達には生前の記憶があるのが特徴。
ただ徘徊しているのではなく、それぞれ行動パターンを持ってます。
草刈をしているおばちゃん、酒のんでるオッサン、愚痴を言うナースなど。
キモチワルイんですけど、この行動パターンの多さも面白い所です。
余裕があれば色々みてあげてください。
特に「屍人家族」のステージは今回も楽しいです。
そして『SIREN』ならではのシステムが「視界ジャック」。
自分以外の視点を見る事ができる能力です。
武器を持っているならば屍人を倒していけばいいんですけど、
そうじゃない時は「視界ジャック」で屍人の視点をジャック。
相手の視点を見て、行動パターンを把握し、見つからないように進みます。
見つかった場合には屍人の視点を強制的にジャック。
自分に迫ってくる屍人の視点を見る事になるので、これが危機感を煽ってくれます。
予想外の所から見られてたりするので、いきなりくると結構ビビる・・・
「1」と比べての違いが、
3人同時にジャック可能・ジャックしながら移動可能。
これはなかなか便利、操作が複雑になったので慣れるまでちょっと面倒ですけど
使いこなせば「1」よりずっと使いやすくなったと思います。
こんな感じで紹介終わり。
異世界の過去日本、そこで襲ってくる屍人から視界ジャックなどを使って逃げ、そして真相を探る。
そんなゲームです。
ストーリーが前後したり、分岐したりで難解だった「1」ですけど、
「NT」ではストーリーが1本になったので理解しやすくなった。
それでも「ゲームアーカイブス」をみないとよく分からないけど・・
同じではないとはいえ
「1」プレイ済みな人は大まかに予想できちゃうので新鮮味は薄れちゃいますけどね・・
前作プレイ済みな人にとって、気になるのは登場人物が外国人に変わってしまった事。
個人的には外国人である必要性を感じなかったです・・・
この世界には合ってないと思う、感情移入しにくいし怖さが薄れたように感じました。
難易度に関しては、「1」と違って簡単に。
クリアするために何をしたらいいのか分からない事が多かった「1」。
「NT」では小目標といったものが随時表示、
マップにも行くべき場所が記載されるので詰まる事はほぼない。
親切すぎる気もするけど、
「1」みたいな理不尽な難しさになるよりははるかにマシだと思う。
屍人に関してもあんまり強くない。
銃持ちは強いけどそれ以外は、
武器さえあれば力押しで進めるバランス。
武器が使えない子供だけ難易度高いよ・・
シリーズ経験者にとっては物足りなさを感じるかも。
逆に新規の人にプレイしやすくなったともいえるけどね。
ゲーム自体は面白かった。
でも一番残念なのはボリューム。
難易度はイージーとノーマルから選択、
ノーマルでプレイしたけど約10時間でクリア。
さすがにコレは短い・・・
簡単になっただけでなく
「1」と比べて、登場人物・ステージが減ってしまったのでボリュームが少ない。
やりこむ要素といっても「ゲームアーカイブス」を集めるぐらいしかない。
もっと『SIREN』の世界を体験したかったよ・・・
物足りなさが残念です。
ボリュームの少なさに目を瞑れるならやってみるといいかも。
PS3になった事でリアルすぎるSIRENの世界は驚かされますよ。
リアルすぎてグロいともいえますが・・・
![]() | SIREN: New Translation ソニー・コンピュータエンタテインメント 2008-07-24 by G-Tools |
- 日時:8/14 00:20







































































