[2011年09月10日 06:41更新]

BIOSHOCK 2  【レビュー】

BioShock 2(バイオショック 2)【CEROレーティング「Z」】 BioShock 2(バイオショック 2)【CEROレーティング「Z」】

BIOSHOCK2  【ファーストインプレッション】



ストーリー性が強くなった印象の「BIOSHOCK2」。

舞台は前作と同じ海底都市ラプチャーの10年後。
前作では敵として戦ったビッグダディが「2」では主人公。
10年ぶりに蘇り、かつて守るべきだったリトルシスターを救いに行く事になります。

前作をプレイした自分にとっては、これだけで非常に興味深い展開で先が楽しみになれたよ。

ビッグダディとリトルシスター、人工的に作られた親と娘の関係ではあるけど、
「2」ではただそれだけの関係ではない。

ラプチャーというイカれた世界の中で、この二人の切ないけど良い話に、
最後まで夢中になってプレイする事ができた。

ストーリーは非常に前作との繋がりが深い内容になってます。
ラプチャー、ビッグダディ、リトルシスターがどういったものなのか?
登場人物にも前作からのキャラクターが複数いますので、
前作をプレイするかしないかで面白さが大きく変わってくると思います。

「2」からプレイしても分からない事が多すぎて面白さが半減してしまうと思うのでオススメしないです。

「BIOSHOCK」の面白さはアクションだけでなく、ストーリー面が良いのよね。
FPSというより、アクションアドベンチャーといった方がいいかな。
「1」からプレイする事を強くおすすめするよ。


アクション面は前作から大きくは変わらない。

右手の武器、左手のプラスミド(特殊能力)を使っての戦闘。
ただ銃で撃つだけでなく、
プラスミドを使っての豊富な戦い方ができるのが「BIOSHOCK」の戦闘。
燃やす、凍らす、感電するなどの直接的な攻撃から、
セキュリティメカを味方につけたり、トラップを仕掛けたり、と色々な戦い方で有利な状況を作っていくのが楽しいです。

プラスミドの種類は多いですし、使い方も色々とあるので、
一周プレイするぐらいでは使い切れない程にバリエーション豊富な戦い方ができるよ。

個人的に気に入ったのは「ドリル」と「蜂」。
ビッグダディといえばやっぱり「ドリル」、
使い方次第で最強武器ともいえるし、ウィ~ンとドリルを回転させて突っ込むのは爽快。
「蜂」を飛ばして嫌がっているスプライサーに「ドリル」で突っ込むのが個人的に好きなコンビネーションです。
プラスミドと武器を組み合わせて、自分で好きな攻撃パターンを作っていくのが楽しいね。

前作をボリュームアップしたようなものなので、
前作の戦闘が面白いと思った人なら更に楽しめると思います。
そうではない人には今回も微妙になってしまうだろうけど・・


マルチプレイ対応になった「2」。
シングルモードがメインのゲームなので、
正直オンライン対戦には期待していないしそういう人が多いと思う・・

やってみると結構楽しいんだけどね。
普通のFPSとは違って、プラスミドや罠を使った戦いになるので、意外と新鮮。
燃やされたり、感電したり、蜂に襲われたり、
オフラインで自分が使っていた攻撃を、逆にくらう事になるからね。
銃器だけでなく、色々な能力が飛び交うので、戦場はなかなか派手な展開になるのでそれが楽しいです。

意外と悪くはないマルチプレイではあるけど、問題は人の数。
「BIOSHOCK2」のサーバーは世界共通ではなく日本専用。
日本での売り上げ本数はたいした数ではないので、日本専用サーバーはやはり厳しい・・
深夜にゲームをプレイする事が多い自分にとってはすでに過疎気味で、
ゲーム開始するのに時間がかかってしまいますので・・


前作をプレイした人にとって一番気になると思われるのが、
吹き替えから字幕に変わった事。

前作では吹き替えが素晴らしくて、それがゲームの面白さに大きく繋がっていたからね。
豊富な行動を見せてくれるスプライサーに、絶妙な吹き替えが合っていて、ゲームをより面白くしてくれていた。

今回は英語音声に字幕なのでゲームの印象は大きく変わるよ。
吹き替えと字幕、どちらが好きかは好みの分かれるところではあるけど、
自分としては字幕は別に嫌いではない。
字幕になる事でよりリアルな雰囲気になると思うし、字幕ならではの面白さがあると思うからね。

残念なのはその字幕のつけ方が中途半端すぎる事。

ストーリー上の会話や看板ぐらいにしか字幕がないのよね・・
スプライサーの会話には全く字幕がないので何言ってるのかサッパリだ。

スプライサーはイカれてしまっているけど人間らしいところも残っているのが面白いのよね。
前作ではそこの吹き替えが良かったので、
怖いけど笑える所もあるスプライサーの行動を楽しむ事ができた。
字幕のない「2」ではスプライサーの言葉が理解できなくて楽しみが薄れてしまったよ・・
ここは「BIOSHOCK」の面白さの一つであると思うので、字幕なしは残念すぎる。

ほかにも味のあるプラスミド紹介ムービーやマルチプレイモードのプロローグなど、
字幕が入っていない所は多い。

このローカライズっぷりは残念の一言です・・


ストーリー性が強くて前作との繋がりが大きい、
そしてゲームの流れも基本的に前作と変わらない。

ですので、前作ファン向きだと思います。

前作やらないとストーリーを楽しめるとはいえないですし、
やってる事も前作と大きな違いはないので、
前作を楽しめなかった人には今回も楽しめないと思います。


濃いラプチャーの世界観、ビッグダディとリトルシスターの切ない話、
新登場のビッグシスターなど、
「BIOSHOCK」独特の世界に浸れて最後まで楽しむ事ができました。

一般受けするようなゲームではなく楽しめる人は限られますけど、
前作好きなら再びハマれそうです。
字幕に関しては残念ですけど、それ意外は問題なく面白かったです。
特にストーリーが良い。
「2」をプレイして「ビッグダディ」はよりカッコよく、「リトルシスター」はよりカワイく感じるようになりましたよ。
次回作があるとしたら「ビッグシスター」が主人公にくるのかな?
終盤に出てくる彼女がカッコよくて注目所ですので、プレイする方はそれも楽しみにしてみてほしいです!


BioShock 2(バイオショック 2)【CEROレーティング「Z」】
BioShock 2(バイオショック 2)【CEROレーティング「Z」】